代表ごあいさつ

ごあいさつ

私は、東京で4年間の大学生活をすごし、その後名古屋で社会人としてスタートしました。そして、26歳の時に生まれ育った姫路に戻り、父の経営するナガサダ工業株式会社に入社しました。

しかし、その3年後の29歳の時、父が他界し、その後34歳で母が他界してしまいました。会社を経営していけるのか、従業員、職方そしてそれぞれの家族の皆さんを支えていけるのか。一時は夜も眠れないほど押しつぶされそうになりましたが、父が施工に携わった建物が人々の暮らしを支えている光景をみると私は、父が遺してくれたこの会社を守りたい、建物の施工で社会に貢献したい、と皆様に支えて頂きながら悲しみを乗り越える事ができました。

私ども内装仕上の仕事では、色々な建物施工に携わらせていただきます。子どもたちが学ぶ学校、人々が集うホールやショッピングセンター、働くオフィスビルや工場、また病院や老人施設。そのどれもが人々の役に立ち、きれいになると笑顔で喜んでいただける。私にとりましても励みになり夢のある仕事であると感謝いたしております。

父親と一緒に働いた期間は短いですが、受けた仕事を責任もってきっちりとこなす事、人を大切にする事、商売にとって信用されることはいかに大切かということを学びました。建物が出来上がると隠れてしまう所も多い内装仕上工事ですが、創業当初より「自社施工」にこだわり、見えないからこそ決して手は抜かずナガサダ工業一同、職方も従業員も私も、家族に誇れる仕事をして皆様に必要とされますよう今後も日日精進いたします。